本ホームページで第3回作文コンクールの実施のための基金づくりとそのための募金のお願いをしておりましたが、思ったようには集まりませんでした。今思いますと考えに甘えと気持ちに増長があったこと、自ら汗をかきながらやっていこうという意欲が欠けていたと反省しております。このため、この募金活動は中止し、記事をホームページから削除させていただきます。なお、ご協力を頂いた方には大変申し訳なく、また甚だ勝手ですが当文庫の運営資金として活用させていただくことをどうかご了承お願い申し上げます。まだまだ期待をしてくれていることは、応募が時に送られてくることからもわかります。また、風の便りに「作品集」に掲載されたページを枕辺に、若くして父と同じ病気で亡くなられた女の方が「一度文庫へ行ってみたい」と言っていたというお話しを聞き、ささやかな試みが人の心に小さな弔いの灯りをともすことができたことを思いつつ、いずれの日にかこのコンクールが復活できるよう念願しています。お礼と共にお詫び申し上げます。これからもどうか文庫を見守って下さるよう衷心よりお願い申し上げます。

平成27年10月20日